理学療法士によるストレッチ指導 – 立神リハビリテーション温泉病院

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地域貢献

理学療法士によるストレッチ指導

2022年11月29日

カテゴリー: 地域貢献

 

 

11月26日、南さつま市の万世サッカースポーツ少年団より依頼を受けストレッチ指導を当院の理学療法士が実施しました。

 

ストレッチは主に練習や試合前の行うダイナミック(動的)ストレッチと後に行うスタティック(静的)ストレッチの2種類があります。今回はスタティックストレッチを中心に指導しました。

 

 

サッカーは主に足でボールを蹴るスポーツですが、シュートなどのフォームは手も含めて全身をバランスよく使うことが重要です。しかしそのためにはある程度の柔軟性が必要になります。

 

もし柔軟性が低く、全身をバランスよく使うことができないと、体の一部分に過剰に負荷がかかりやすくなり、その部位を痛めてしまうこともあります。これがいわゆるスポーツ障害といわれるものです。

 

 

またこれに合わせて小学生年代は成長途中で骨に骨端線という構造的に弱い部分があります。筋肉が硬い、普段の姿勢やスポーツ時の姿勢(フォーム)が悪いとその部分に負荷がかかり骨端症を発症するリスクも高くなります。

 

 

膝の痛みはオスグッド病、踵の痛みはシーバー病と言われますがお聞きになったことはありませんか?骨端症は一度発症すると痛みが長引くこともあるので予防が非常に重要です。

 

 

小学年代(特に9~12歳)はゴールデンエイジと言われ、運動能力や競技力向上が目覚ましい時期です。

 

 

この時期にケガをして大好きなスポーツができない状況になることは避けたいですよね。

 

 

ストレッチ指導終了後は保護者や指導者の皆様からも多くの質問をいただきました。質問をいただくと私たちも非常に勉強になります。

 

 

今後も地域の皆さまに専門職として情報提供できるよう努力していきます。

 

頑張れ! 万世サッカースポーツ少年団!!

 

 
 

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