2018年7月に開設した介護医療院は、長期的な「医療」と「介護」のニーズを併せ持つ高齢者に対し、「医療機能」と「生活施設」としての機能も提供できる施設です。当施設の役割は病気の進行に伴い自宅での生活が困難、急性期や回復期病院での治療終了後も継続的に加療が必要な方を「医療・介護・生活施設」の機能を活かして支援することと考えております。
ご利用者の思いを大切に、安全で安心して生活していただけるようにケアを行って行きたいと思います。今日の少子高齢化、核家族化などによる介護力不足により、当施設の役割も大きくなると考えられますが、「ここで生活して良かった」と思っていただけるように職員一同励んで参りたいと思います。
日常生活動作(ADL)が低下した方、医療の継続が必要な方などが入所されています。
身体の麻痺、ADL低下などで介護が必要でも、残された「できること」を支援し、ご利用者自身が「できた」時の喜びが醍醐味です。
また、長い人生を過ごしてこられた中で、介護医療院での療養生活を少しでも楽しみを持っていただけるよう、レクレーションや季節毎の行事(運動会やクリスマス会)を開催しています。
一般病棟、医療療養病棟よりも緊急を要するご利用者が少なく、仕事内容もバイタルチェック、経管栄養などの医療行為が主なので、基本的な技術があれば働きやすい職場です。
ブランクのある看護師さんが復帰する場合は安心して働ける環境です。
当院は、介護職員の皆様の処遇改善を目的とした介護職員等特定処遇改善加算を取得しています。
また、介護職員の皆様の職場環境向上に向けて取り組んでいます。
見守り支援システム「眠りSCAN」リアルタイムモニターを一部の病床に導入しています。
居室での「睡眠・覚醒・起き上がり・離床」が分かるので、スタッフの少ない夜間もご利用者の状況に合わせた介護・見守りが可能です。
パラマウントベッド(株)ホームページより
入浴介助業務において、身体的負担の大きい立位保持が困難な方の入浴に対応した特殊浴槽を導入しています。
酒井医療(株)ホームページより